性教育、幼児・児童期から 体を大切にする心育む

2020年12月17日 05時00分 (12月17日 05時00分更新) 会員限定
 「性教育は思春期に入ってからでは遅すぎる」。長年、全国の学校で性教育の講演をしている産婦人科医の高橋幸子さん(45)=埼玉医科大医療人育成支援センター・地域医学推進センター助教=はこう指摘する。いつ、どんな内容を教えたら? 段階的な性教育の重要性を説く高橋さんに、幼児や小学生に伝えるヒントを聞いた。(小林由比)
 「あなたが話を聞きやすいなと思う人に、精通(初めての射精)のエピソードを聞いてみて」「生理用ナプキンを分けてもらって水をかけて実験してみよう」−。高橋さんが先月出版した本「サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える『性ってなに?』」(リトルモア)では、登場する小学四年生の女の子と男の子に、サッコ先生がこんなミッションを出している。高橋さんは「ミッションは親子の会話のきっかけになるはず。親がまず読んで、子どもに手渡してほしい」と呼び掛ける。
 学習指導要領に基づき、保健体育で初経(初めての生理)と精通を習うのが四年生。高橋さんは四年生向けに講演する際、「どうしておへそがあるの?」という話から始め、最後に自身の出産時の映像を見せる。「みんなが目をキラキラさせて聞いている。いや...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報