本文へ移動

慶大・橋本健人 J2経験で大きく成長 「タイトルより残留することが一番」今季最終戦にかける

2020年12月16日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
パスを出す慶大・橋本健人

パスを出す慶大・橋本健人

 ◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 第94回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)は今週末に最終節を迎える。未消化試合があるため、全日程が終了するわけではないが、1部復帰1年目で暫定9位の慶大はラストゲームを戦う。2022年シーズンからの山口入りが内定している攻撃的な左ウイングバック、橋本健人(3年・横浜FCユース)を軸に最後を飾り、残留に大きく近づきたい。
 大車輪の活躍が期待された今季の橋本は大学の舞台以外でも奮闘した。3年生でありながら、山口の特別指定選手として登録され、左サイドバックのポジションでJ2・10試合に出場した。
 「思っていたよりも通用した感じです」
 しかも、Jリーグで経験を積んだことにより、攻撃の際の引き出しが増えた。多彩さが光る。
 「従来のサイドバックの(攻撃面での)役割と言えば、大外のレーンからオーバーラップしてクロス(ボール)で終わる感じじゃないかと思います。でも、自分はそれだけじゃなくて、状況によっては、中にいるボランチのポジションまで顔を出します。フォワードと近い距離のところまで行ってシュートで終わるようなプレーもします」
 相手に隙があると見るや、中央のエリアまで進入し、ゴールを直接脅かす。J2での得点はまだないが、今季の関東大学1部リーグではチーム最多の7ゴール。チャンスをつくるだけではない、得点もできる選手へとグレードアップした。
 「成長できたのは周りのみなさんのおかげだと思っています」
 元々の役割であるチャンスメークの面では7アシストを記録している。これは1部リーグ2位タイの数字でトップとは1差。昨季獲得した2部リーグアシスト王に続く個人タイトルも最終戦にかかる。
 「10ゴール10アシストが目標だったので、(現状には)納得していません。もっとできたかなと思います。アシスト王に関してはあんまり意識していません。残留することが一番(重要)です」
 4年生になる来季も慶大と山口で“二刀流”に励むが、その先については「25歳までに海外に行けるような選手になりたいです」。横浜FCユースで2学年下だったFW斉藤光毅(横浜FC)が一足早く海を渡る。ベルギー2部リーグのロンメルでプレーすることになった後輩に対し、「刺激を受けますし、負けたくないという気持ちがあります」と燃える思いを募らせる。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ