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認知症対応、企業は学ぶ 金融業など研修増加「安心して選ばれる店舗に」

2020年12月16日 05時00分 (12月16日 05時00分更新)
神谷さんから認知症の人への対応方法を学ぶ行員ら=愛知県春日井市の十六銀行春日井支店で

神谷さんから認知症の人への対応方法を学ぶ行員ら=愛知県春日井市の十六銀行春日井支店で

  • 神谷さんから認知症の人への対応方法を学ぶ行員ら=愛知県春日井市の十六銀行春日井支店で
 2025年には65歳以上の5人に1人が患っているとされる認知症。金融機関や小売店など、日ごろ高齢者と関わる機会が多い企業を中心に、認知症の研修を取り入れる動きが加速している。目指すのは、認知症の人に適切に対応し、安心して利用してもらえる「認知症にやさしい企業」だ。 (植木創太)
 「八十代の女性が通帳の再発行を申し出てきました。この半年間で四回目。再発行したばかりと伝えても、覚えはないと言います。どうしましょう」
 十一月中旬、愛知県春日井市の十六銀行春日井支店で閉店後にあった認知症の「ONEアクション研修」。講師を務める県地域包括ケア・認知症対策室の神谷ともみさん(49)の問い掛けに、同支店の行員ら二十人が「まずは丁寧に話を聞く」「緊張させないよう、いつも同じ職員が対応する」などと答えていく。
 研修は、県が九月から始めた独自の企業向けプログラム。金融機関や公共交通機関、スーパーなどで起こりうる状況を想定し、対応時の心得三つとポイント七つ=図=も含めて四十五分で学ぶ。同支店では、認知症とみられる高齢者が「カードをなくした」と連日訪れ、対応に困ったばかりだった。窓口担当の山田由美子さん(4...

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