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渋野日向子が涙 体感温度0度の極寒でショット定まらず「この悔しい気持ちは米ツアーでしか晴らせない」

2020年12月15日 18時10分

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上着を羽織る渋野日向子(Ap)

上着を羽織る渋野日向子(Ap)

◇14日 米女子ゴルフ 全米女子オープン最終R(米テキサス州、チャンピオンズGC)
 渋野日向子(22)=サントリー=のメジャー2冠達成はならなかった。1打差首位で迎えた最終Rは2バーディー、5ボギーの74。通算1アンダーで4位に終わり「これが今の実力」と涙声で語った。5打差9位から出た25歳の金阿林(キム・アリム)=韓国=が67で回り、通算3アンダーにして逆転。メジャー初出場で初優勝を挙げた。
   ◇   ◇
 しぶこの目には涙が光っていた。「めっちゃ悔しいけれど、これが今の実力なんだなと思って受け止めるしかない。寒さだったり緊張感の中で自分のしたいスイング、ゴルフが全くできなかった」。日本人初のメジャー2冠をかけた最終Rは体感気温0度という極寒の中での闘い。渋野は序盤からショットが定まらなかった。
 ドライバーショットを左に引っかけることが多く、2番では左ラフからの第2打を目の前の木に当てて脱出にも失敗。次第にアイアンショットにも影響し、10番と11番は連続ボギー。2日目から守り続けてきた首位の座からついに陥落した。
 「ボギーを打った後も、ズーンってなったまま次のホールに行ってしまった」。それでも、最終ホールは12メートルの長いバーディーパットを決め、この日一番の笑顔。現地テレビ局も「シブノの笑顔は米国でも浸透した!」と報じ、本格的な米ツアー参戦を心待ちにした。「また米ツアーに行きたい気持ちが強くなった。この悔しい気持ちは米ツアーでしか晴らせない」。渋野は自らに言い聞かせるように言い放った。
 コロナ禍で日米とも試合数が減り、開催されても無観客が多かった。2021年もどこまで事態が好転するかはわからない。そんな中、渋野は年の瀬に日本のファンをわくわくさせた。「応援本当にありがとうございました。優勝はできなかったけれど、もっと強くなった姿を皆さんの前で見せられるように練習に励みます」。渋野のシンデレラ物語は、2021年も続く。

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