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工場跡でドローン 存分に 中能登に練習場

2020年12月15日 05時00分 (12月15日 10時33分更新)
ドローンを操縦する愛好家ら=中能登町井田で

ドローンを操縦する愛好家ら=中能登町井田で

  • ドローンを操縦する愛好家ら=中能登町井田で
  • ドローン練習場に活用された織物工場跡=中能登町井田で

管理人「全国から人集まって」

 中能登町井田の織物工場跡が、ドローンの練習場に生まれ変わった。フラフープやパイプなどの障害物が常設されており、愛好家らがドローンレースに向けた練習などで使っている。管理人の大島浩文さん(50)=同町井田=は「中能登を起点に能登全体に同様の動きが広まり、能登がドローンの聖地になったら面白い」と語る。 (稲垣達成)
 のどかな田園風景が広がる一角に練習場はある。ドローン操作のレベルアップのためフラフープがつり下げられ、パイプで形作ったゲートなどが置かれている。広さは百五十平方メートルほど。愛好家らが専用のゴーグルを装着して操縦すると、ドローンは障害物を避けるように高速で飛び回る。
 ドローンで農薬散布や撮影などを手掛ける大島さんが仕掛け人。二年前に小松市内の自動車学校でドローン操縦の資格を取得し「いつでもドローンを飛ばせる場所があれば」と考えていた。そんなとき、工場を所有する同級生から伝えられた。「人が集まるようなことができるなら、使ってくれていいよ」
 トイレを改修するなどして十月にオープン。織物工場だったことから名付けて「HATABA(はたば)」。今は大島さんも加わる愛好家団体「羽咋ドローンズ」のメンバーらが月に二回訪れ、練習やレースなどを楽しんでいる。団体代表の中町利之さん(51)は「法規制でドローンを飛ばすのが難しくなっている。思いっきり飛ばせる場所があるのはありがたい」と語る。
 「空き家があっても活用方法が分からない人も多い。ドローンの練習場はその一つのように思う」と大島さん。「全国から人が集まってにぎわう場所になれば」と期待を寄せる。
 現在は隔週の日曜に開いている。利用料やオープン日などの問い合わせは大島さん=電090(2834)8440=へ。

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