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卓球女子、十六銀がプレーオフ連覇! 主力の加藤姉妹は今季で引退…コロナ禍乗り切りVに涙

2020年12月14日 06時00分

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2連覇を飾った十六銀行のメンバーら

2連覇を飾った十六銀行のメンバーら

 卓球の日本リーグ年間王者を決めるプレーオフ「JTTLファイナル4」最終日の13日、広島県福山市で男女の決勝を行い、女子は十六銀行が中国電力に3―1で勝ち、大会2連覇を飾った。試合はいずれもフルゲームにもつれ込む熱戦となり、4番目の徳永美子(24)が前日の準決勝で東京五輪代表の石川佳純(27)=全農=を倒した成本綾海(25)から殊勲星を挙げた。男子は日鉄物流が優勝した。
 十六銀行の徳永は石川と同じ左利きで、同じ戦型。しかも、成本には1度しか勝ったことがなく、昨年も0―3で敗れている。石川を破った成本との対戦は、はた目から見るとあまりにも分が悪かったが、見事に予想を覆した。
 「私は石川さんのようなプレーはできない。私なりに作戦を立てて、いい試合ができた」。得点パターンはサーブからの3球目攻撃。サーブを返した相手の球を狙い打つ戦術を最後まで貫いた。
 左利きの成本は異質ラバーを巧みに使う難敵とあって、1ゲーム目は5―11であっさりと落とす。でも、ここからがいつもと違った。「慣れていない左の選手とやると、だいたい自分が自滅してしまう。粘ることだけを意識したら、相手がミスをし出して、緊張し出したのが見えた」。粘りが落ち着きを呼び込んだ。
 連覇に歓喜する仲間に迎えられると、大粒の涙があふれ落ちた。前夜、コーチからLINEで「このメンバーで戦えるのはこれが最後」と送られてきた。地元の県岐阜商高出身で、主力としてチームを支えてきた主将の加藤知秋(25)、杏華(23)姉妹が今季限りで引退する。今年はコロナ禍を乗り切ってきたこともあり、「みんなのために勝ててよかった」と徳永。加藤姉妹の花道を飾れたことが安堵(あんど)と喜びの涙となった。

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