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死闘演じた丸山城志郎「まだ柔道人生は終わってない」 五輪代表逃し涙…24分間は「あっという間でした」

2020年12月13日 20時00分

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激闘の末、阿部一二三(上)に敗れた丸山城志郎(代表撮影)

激闘の末、阿部一二三(上)に敗れた丸山城志郎(代表撮影)

 柔道男子66キロ級の東京五輪代表決定戦が13日、東京・講道館で行われ、2017、18年世界選手権2連覇の阿部一二三(23)=パーク24=が19年世界一の丸山城志郎(27)=ミキハウス=に24分間に及ぶ大熱戦を大内刈りで優勢勝ちし、初の五輪代表を決めた。
   ◇   ◇
 「…」。正規の4分間を含め、約24分間の試合が終わった後でリモート取材に対応した丸山は、しばらく言葉を発することができなかった。ようやくぽつぽつと語り始めると、こらえ切れずに涙があふれ出た。
 「自分を信じて、妻を信じて…。そして、毎日一緒に稽古をしてくれた大野(将平)さんへの感謝の気持ちでいっぱいです」
 昨年11月以来の実戦。序盤からペースをつかめず、延長に入ると早くも2つ目の指導を受けた。後がなくなり得意の内股などを繰り出そうとするが、腰を引いた阿部には決められない。延長戦も20分になろうかという時、ついに決着をつけられた。
 「見てて分かったように、投げられたという感覚はあった。(24分間は)あっという間でしたね」
 東京五輪出場の可能性は断たれたが、勝負に対する執念、闘争心は消えていない。「まだ自分の柔道人生は終わっていない。これからも諦めることなく前を向いて、もっと精神的にも肉体的にも強くなれるように精進していきたい」。無念の敗戦を力に替え、新たな舞台を目指す。

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