本文へ移動

日本国籍取得の鶴竜「ホッとした」「次のいい力士を育てて…相撲協会に恩返ししたい」から決断

2020年12月11日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
日本国籍取得の心境を語る横綱鶴竜関=10日、東京都墨田区の陸奥部屋で(代表撮影)

日本国籍取得の心境を語る横綱鶴竜関=10日、東京都墨田区の陸奥部屋で(代表撮影)

 大相撲で優勝6度の横綱鶴竜(35)=陸奥=の日本国籍取得が10日付の官報に告示され、現役引退後に年寄として相撲協会に在席する資格を得た。外国出身横綱の日本国籍取得は曙、武蔵丸(武蔵川親方)、白鵬に次いで4人目。日本名は本名と同じ「マンガラジャラブ・アナンダ」で、来年初場所(1月10日初日・両国国技館)では日本人として進退を懸けることとなった。
 待ちに待った吉報だった。この日、相撲協会への報告後に取材に応じた鶴竜は「まあ良かったなという、それだけですね今は。ひとつ、こうずっと、結構かなり長かったので、やっとかあという感じですね。ホッとしたという感じじゃないですか」と喜びをかみしめた。
 日本国籍取得を決めたのは横綱昇進後。「もう2年半くらいたつんじゃないですかね。ひとつの悩みが消えたので、すっきりとまた相撲に集中できると思います」。国籍取得を知ったのは稽古後で「携帯を見たらいっぱい連絡が来ていたので、何事かなって。法務局からも連絡が入っていたので、かけ直したらそういう連絡があったので。まさかと思ったら…」。
 引退後は親方として後進の指導にあたることになる。「やっぱり16歳で日本に来て、相撲のことしか知らないし、相撲のおかげでここまでやって来られた。その恩返しをやっぱりしないといけないし。本当にそういった気持ちですね。次のいい力士を育ててね、相撲協会に恩返しをできるようにと思ったから、そういう決断に至ったということです」
 その前にまずは初場所。「いざ土俵に上がってみないとわからないところはありますけど、一つ悩みが消えたということで、より一層余計なことを考えず相撲を取れるのかなと思います」と集中して、21年最初の場所に臨む。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ