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原発使用済み核燃料一時保管、青森の中間貯蔵施設共用案浮上

2020年12月11日 05時00分 (12月11日 05時00分更新)
 原発の使用済み核燃料の一時保管場所を巡り、大手電力各社が青森県むつ市の中間貯蔵施設を共同利用する案が浮上した。福井県から月内に中間貯蔵施設の候補地提示を求められていた関西電力にとっては、問題解決の糸口になる可能性もある一方、むつ市が共同利用に同意するかは不透明だ。 (今井智文)
 関電は二〇一七年に大飯原発3、4号機の再稼働について県に同意を求めた際、中間貯蔵施設の県外候補地を示すと表明。最初の期限だった一八年末には提示できず「二〇年を念頭に示す」と期限を延長した上で候補地提示を約束した。
 杉本達治知事は今月二日の県議会代表質問で、関電が来年の再稼働を目指す美浜原発3号機と高浜原発1、2号機の同意判断について「計画地点の提示は新しい課題を議論する前提。全ての条件に先んじる」と強調していた。
 知事同意をクリアしたとしても、関電が再稼働済みの原発四基に加え、美浜3号機と高浜1、2号機を含め全七基を稼働した場合、各原発の使用済み核燃料プールは六〜九年で満杯となる。中間貯蔵施設を確保し燃料を搬出することは、関電にとって必須の課題となる。
 杉本知事は十日、本紙などの取材に応じ「関電からは何も聞い...

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