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も〜来年は穏やかに 越前市・やなせ和紙、「丑」の色紙作り大詰め

2020年12月11日 05時00分 (12月11日 05時00分更新)
牛の絵柄を台紙とすき合わせて一枚の色紙に仕上げる職人=越前市大滝町のやなせ和紙で

牛の絵柄を台紙とすき合わせて一枚の色紙に仕上げる職人=越前市大滝町のやなせ和紙で

 今年も残り一カ月を切り、来年のえと「丑(うし)」をかたどった越前和紙の色紙作りが越前市大滝町のやなせ和紙で大詰めを迎えている。二人の職人が冷え込む作業場で黙々と和紙に向かっている。
 同社は二〇〇四年の「申(さる)」から、えと色紙の製造を開始。二周目となる「丑」の色紙では、誠実さと粘り強さの象徴といわれる牛の親子が草原で寄り添う穏やかな雰囲気のデザインに仕上げた。縦二十七センチ、横二十四センチで、色付けした和紙の原料の液体を、職人が絵柄の金型に一色ずつ丁寧に流し込み、台紙の和紙とすき合わせて一度に十八枚分を製作する。
 九月末から今月中旬までに三千枚を作る。伝統工芸士の柳瀬藤志子さん(58)は「平和で穏やかな一年になるよう、心を込めて作っています」と話す。
 越前市新在家町のパピルス館や福井市の福井ロフトなどで販売する。 (山田陽)
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