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森田駅(福井)SNS映え  再生テーマ アート彩り 住民、

2020年12月9日 05時00分 (12月9日 09時43分更新)

幻想的に照らされる竹灯籠と布装飾作品=福井市のJR森田駅で

 仁愛女子短大が共催

 福井市森田地区の住民や若者たちによるアートイベント「再生〜森田駅をミニ美術館に」が、JR森田駅で開かれている。地域への思いが込められた立体作品や写真など二十二点が駅のホーム、待合室、駐輪場、花壇を彩っている。二十五日まで。 (成田真美)
 まちづくりに取り組む地域住民でつくる森田地区文化委員会と仁愛女子短大(同市)が共催し、同地区のグラフィックデザイナー山田陽介さん(33)が協力。北陸新幹線延伸に伴い在来線が第三セクター化するのを前に、森田駅を住民が集い交流する場に生まれ変わらせようと企画した。全体の進行役を担った山田さんは「若い世代が地域の人と一緒に取り組む良いきっかけになった」と話す。
 花壇にある竹灯籠は、常に変わりゆく無限を表す観世水模様をデザイン。地区文化委が、変わりながら良くなっていく森田を思って作った。午後四〜十一時はライトアップされ、模様が幻想的に浮かび上がる。

ホーム上のメインギャラリーにある「再生の木」を紹介する仁愛女子短大の学生たちとグラフィックデザイナーの山田さん(左)福井市のJR森田駅で

 仁愛女子短大生活デザイン専攻の学生二十人は工夫を凝らし、軍手やネット、リヤカーなどの廃材を「再生」させた。入り口近くの窓に飾られた「くさかre(り)でつながre(り)」は、軍手や布を手縫いして鎖のようにつないだ。地域の人々の交流がこれからもずっと続くようにとの思いを込めた。メインギャラリーにある「再生の木」は、来場者と一緒に作り上げる作品。制作した二年の大槻葵さん(20)は「うれしかったことや楽しかった思い出をシールに書いて、パネルに貼って」と呼び掛ける。
 運営に携わった二年の五十嵐なぎささん(20)は「森田の良さをもっと知ってもらうきっかけになれば」、二年の齊木春花さん(20)は「SNS映えする作品が多いので、ぜひ写真を撮って拡散してほしい」と話した。
 入場無料で作品はいつでも見られる。ホーム上にあるメインギャラリーには、窓口にある許可証をつけて入る。

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