本文へ移動

つるつる水ようかん 県内で製造本格化

2020年12月9日 05時00分 (12月9日 09時33分更新)
一つ一つ手作業で型に流し込まれ作られる水ようかん=福井市の久保田製菓で(山田陽撮影)

一つ一つ手作業で型に流し込まれ作られる水ようかん=福井市の久保田製菓で(山田陽撮影)


 福井の冬の名菓水ようかんの製造が、県内の菓子店で本格化している。
 福井市南四ツ居二の久保田製菓では八日、久保田晃仁社長(36)ら七人が千八百個を製造。沸騰させた寒天に沖縄産の黒糖と、独自に調合した二種類の砂糖、こしあんなどを加えてかき混ぜ、適温に冷ましてから手作業で型に流し込んだ。湯気が立ち上り、つるりとした表面が鏡のように周囲を映していた。
 十月末から翌年三月末までの冬季限定商品。県外では夏に食べることが多く、最近は県内でも夏に製造する店が出てきたが、久保田社長には「福井の食文化を大切に守りたい」との強い思いがある。
 出荷のピークとなる十二月三十日前後は、一日に五千個ほど製造する。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を自粛し、家での時間を楽しもうという人からの注文が多いという。久保田社長は「帰省できない人も多いと思うが、少人数で楽しく年末年始に食べてもらえれば」と話した。
(成田真美)

関連キーワード

PR情報