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菅野にも影響? “対面交渉”が困難な『リモート・ウインター・ミーティング 』【AKI猪瀬コラム】

2020年12月9日 06時00分

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川崎市のジャイアンツ球場で報道陣の取材に応じる巨人・菅野(代表撮影)

川崎市のジャイアンツ球場で報道陣の取材に応じる巨人・菅野(代表撮影)

 1901年以降、第2次世界大戦下でも行われていた対面式のウインターミーティングが初めて中止となりました。予定では7日から、米テキサス州ダラスで始まるはずでしたが、今季は新型コロナウイルスの影響でメジャー30チーム、マイナー160チームの関係者が一堂に会することができず、リモートを活用した必要最低限の開催に。各GMは携帯電話を握りしめ、球団オフィスのパソコン画面をにらみながらの“リモート・ウインター・ミーティング"になっています。
 その初日にレンジャーズのエース、ランス・リン投手(33)のホワイトソックスへのトレード移籍が決定したというニュースが全米で報道されました。通常は会場のホテルで両チームのGMや代理人が直接、メディアにトレードの成立や意図などを説明するのですが、現時点では両チームからのトレード成立の正式発表はおろか、GMのコメントもありません。
 巨人の菅野智之投手(31)は、ウインターミーティングの開催時期に合わせてポスティング申請したと推測できますが、リンのトレード報道のように、今後はさまざまなメディアから、さまざまなうわさ話が出てくることでしょう。
 昨年、筒香嘉智外野手(29)=レイズ=はウインターミーティング期間中に渡米し、獲得の意思があるチームのGMや監督と直接会って話を聞き、レイズ入団を決めましたが、菅野や日本ハムの有原航平投手(28)は、そのような機会も失われることになります。
 今オフにメジャー移籍を目指している日本人選手は、日本人メジャーリーガーをクライアントに持ち、付帯条項や各種の条件に精通している代理人と契約を結んでいるために心配はないと思いますが、選手本人にとっては、申請から終了期限となる1カ月間が長く感じることになるでしょう。(大リーグ・アナリスト) 

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