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新庄剛志氏「6日間でオファーが来なかったら野球は終わり」トライアウト挑戦に感無量…千両役者タイムリーも放った

2020年12月7日 14時21分

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トライアウトを終え「ありがとう」と言いながらカメラに向かいサムズアップをする新庄剛志

トライアウトを終え「ありがとう」と言いながらカメラに向かいサムズアップをする新庄剛志

 阪神や日本ハム、大リーグで活躍し現役復帰を目指す新庄剛志氏(48)が7日、都内のグラウンドで行われたプロ野球12球団合同トライアウトに参加した。さすがの千両役者ぶりを発揮したのは、注目のシート打撃だ。
 無死1ボール1ストライクのカウント想定での実戦形式。その第4打席だった。この日初めて左腕と対戦。一、二塁の好機で前ヤクルトの日隈ジュリアスと対峙(たいじ)した2球目だ。126キロの変化球に体が反応。バットの芯でうまく左前に運ぶタイムリーを放った。
 新庄氏は「6日間でオファーが来なかったら野球は終わりです。1年間お疲れ様でした、です」と話した。そこにはやり遂げた満足感さえにじんでいた。
 現役引退した2006年以来、15年ぶり復帰に向けた挑戦。打席での感覚が危ぶまれたが、結果を残すところはさすがというほかない。4打席の内容は二ゴロ、四球、二ゴロ、左前打で3打数1安打1打点。打撃だけではない。日本ハム時代の背番号「1」のユニホームに袖を通した新庄氏は、シートノックで三塁の位置に入り、48歳とは思えぬはつらつとした動きを披露。軟らかいグラブさばきで処理すると、現役時代とは変わらぬ強肩で一塁に矢のような送球を見せつけた。
 シート打撃での守備でも内野手が手薄な状況もあってか、一塁→三塁→二塁と転々。もちろん華麗な守備を披露してきた中堅にも入ったが、すべてのポジションで守備機会はなかった。
 非公表にもかかわらず球場の外には新庄ファンも集結。打席の際には「新庄さ~ん」と黄色い声援まで飛んだ。果たして「新庄劇場」の続編は12球団のどこかであるのかどうか。48歳の挑戦が続くことを願わずにはいられない。

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