新庄剛志氏、第2打席は前阪神・高野と対戦し四球 会場非公開も…”特定”したファンが球場外から「新庄さーん!」と声援【プロ野球12球団合同トライアウト】
2020年12月7日 11時26分
阪神や日本ハム、大リーグで活躍し現役復帰を目指す新庄剛志氏(48)が7日、都内のグラウンドで行われたプロ野球12球団合同トライアウトに参加。現役引退した2006年以来、15年ぶり復帰に向けた挑戦が始まった。
日本ハム時代の背番号「1」のユニホームに袖を通した新庄氏は、シートノックで三塁の位置に入り、48歳とは思えぬはつらつとした動きを披露。軟らかいグラブさばきで処理すると、現役時代とは変わらぬ強肩で一塁に矢のような送球を見せつけた。
さらに無死1ボール1ストライクのカウント想定で始まったシート打撃でも、現役時代同様、積極的な姿勢は変わらない。第1打席で前広島・平岡と対戦。初球から神経を研ぎ澄ませていた。143キロの速球にフルスイング。快音を残したが二ゴロに終わった。
第2打席は前阪神・高野と対戦。3球選んで四球だった。一方、シート打撃の守備では、内野手が手薄な背景もあってか、本職の中堅ではなく一塁→三塁→二塁の守備位置を転々。また、12球団合同トライアウトが行われた球場を“特定”した新庄氏のファンが会場外に集結。打席の際には「新庄さーん!」の大きな声援が響いた。
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