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シトラスリボン配り、コロナ差別なくそう 浜松医大の学生有志

2020年12月7日 05時00分 (12月7日 05時03分更新)
白衣を着て、「向き合うべきはウイルスであって感染した人ではない」と差別反対を呼び掛ける学生=浜松市中区のJR浜松駅前で

白衣を着て、「向き合うべきはウイルスであって感染した人ではない」と差別反対を呼び掛ける学生=浜松市中区のJR浜松駅前で

 浜松医科大(浜松市東区)の学生有志が六日、新型コロナウイルスの感染者や医療関係者への差別や中傷をなくそうと、JR浜松駅前で手作りのシトラスリボンを配り、思いやりの心を呼び掛けた。
 シトラスリボンの取り組みは愛媛県から全国に広まったもので、三つの輪で「地域」「家庭」「職場・学校」を表現し、差別や偏見をなくすシンボルとなっている。
 この日は、白衣を着た同大医学科の学生四人が、手作りのシトラスリボン百四十個を用意し、行き交う人々に手渡した。もともと、四年の高持佳克さん(22)が七月から大学内で一人で活動していたが、感染が収束せず誹謗(ひぼう)中傷もやまない状況から、学外に活動の場を移した。
 高持さんは「感染した人に掛ける言葉は、どんなときも『お大事に』であるべきだ。感染者や医療従事者が当たり前に『ただいま』『お帰り』と言える世の中を目指しましょう」と通行人に呼び掛けた。
 学生の声に立ち止まった人たちは「正しい考え。賛同します」などと言って、受け取ったシトラスリボンをすぐかばんに付けていた。高持さんは「問題意識が浸透していると感じたので、また活動を続けたい」と話した。 (篠塚辰徳)

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