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介護恐れず、人生設計を 高岡の平尾さん

2020年12月7日 05時00分 (12月7日 10時12分更新)
男性介護者の経験談を語る平尾隆さん=高岡市男女平等推進センターで

男性介護者の経験談を語る平尾隆さん=高岡市男女平等推進センターで

22年の経験から男性に助言

 高岡市男女平等推進センターの市民企画講座が六日、同市のウイング・ウイング高岡内のセンターであり、男性介護者の会「みやび」代表の平尾隆さん(64)=同市中田=が自身の経験から男性介護者の生き方について講演した。 (武田寛史)
 平尾さんは一九九九年、奈良県に住んでいた四十二歳の時に妻が脳の三分の一を覆う腫瘍を摘出する緊急手術を受けた。その後、仕事や二人の子育てをしながら妻を介護する経験をした。介護は二十二年目になる。
 二〇一一年に古里の高岡にUターンし、一二年に男性介護者の会を設立し、講演会で男性介護者として情報発信している。妻は今年二月に早老症の「ウェルナー症候群」に認定された。
 講座で平尾さんは、勤務時間が長い販売業から定時の仕事に転職し、子どもの健康維持のために料理学校に通うなどライフスタイルを変え、四〜五年たつと介護が日常化したなどと語った。「遅かれ早かれ介護は誰もが直面する。いたずらに恐れずに充実した制度を活用し、自身の生活(人生)設計することが大事」と述べた。
 介護者へのアドバイスとして「介護者は身体的健康、家計を維持する仕事、友人や医療・介護の専門職などの人とつながる。自分の趣味、人間としてのプライドを失ってはいけない」と話した。
 一般市民二十五人が聴講した。

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