【三重】軽症や無症状者は自宅療養可能に 県、感染者急増で病床確保に危機感 

2020年12月6日 05時00分 (12月6日 10時38分更新) 会員限定
 新型コロナウイルスの「第三波」で医療機関が機能しなくなるのを防ぐため、県は、症状が軽い若年層など一部の患者向けに自宅療養を可能とするよう方針を改めた。四日夜に開かれた医療関係者らによる対策協議会で報告した。(斎藤雄介)
 国は第二波が広がっていた夏に自宅療養を解禁したが、県内ではこれまで実施していなかった。検査で陽性となると原則、全員がいったん入院し、軽症や無症状の場合は宿泊療養施設に移ってもらう運用を続けていた。
 ただ、十一月に入ってからクラスター(感染者集団)の発生が相次ぎ、患者が急増。入院病床三百四十九床に対して、四日午前の時点で入院患者は百七十二人で、病床使用率は49・3%と高い状況が続いている。
 県は医療機関の負担を軽減するため、宿泊療養を増やすとともに、自宅療養を併用する必要があると判断。当面は、いったん入院してもらう方針は維持しつつ、容体が急変する可能性が低い人を対象に徐々に始める。さらに患者が増えた場合は、高齢者など重症化リスクが高い人を除き、入院を経ない運用も検討する。
 担当者は「現状でもかなり入院の調整が難しくなっている。急変時に対応いただく医療機関や消防、市町と情...

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