金沢城二の丸御殿 基礎部分「すごい」 発掘現場を一般公開

2020年12月6日 05時00分 (12月6日 05時02分更新)
二の丸発掘調査の現場を見学し、職員から説明を聞く市民たち=金沢城公園二の丸広場で

二の丸発掘調査の現場を見学し、職員から説明を聞く市民たち=金沢城公園二の丸広場で

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 金沢城調査研究所と県は五日、二の丸御殿の基礎部分が新たに確認された金沢城公園(金沢市)の発掘調査の現場で、一般市民向けの説明会を開いた。約三百人が参加し、同所職員から歴史や構造について聞いた。
 新たに確認されたのは、柱を支える礎石を置くための基礎。赤っぽい戸室石や丸い川原石を詰めて造られている。一八一〇年に再建され、八一年に焼失した御殿の一部とみられる。
 職員は、御殿再建について書かれた当時の日誌「御造営方日並記(ごぞうえいかたひなみき)」に、今回見つかった基礎の記述があることなどを紹介した。過去の発掘調査で確認されていた「くぐり抜け階段」や「石室」なども公開された。
 金沢市の会社員、大坂久美子さん(40)は「焼失後、旧陸軍の庁舎や大学の敷地に利用されたのに、これだけの遺構があるのはすごいと思う。貴重な機会に来られてよかった」と目を輝かせていた。 (戎野文菜)

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