清原和博さん 低迷する球界には劇場型スターが必要…新庄さんや松坂に期待「『帰ってきたな』という姿見たい」

2020年12月6日 06時00分

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死球を受けた少年になぜか、一礼する清原和博さん

死球を受けた少年になぜか、一礼する清原和博さん

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 西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博さん(53)が5日、7日に12球団合同トライアウトを受験する新庄剛志さん(48)に向けてエールを送った。今年6月に覚醒剤取締法違反罪の執行猶予が明けて、この日は東京・西東京市内で行われた野球教室に参加。PL学園高の後輩で中日OBの立浪和義さん(51)らとともに、地元の小学6年生を指導した。
 冷え込む外気とは対照的に、言葉は熱を帯びていった。野球教室の合間に報道陣の取材に応じた清原さん。7日のトライアウトに臨む新庄さんの話題に「ぜひ頑張ってほしい。僕としては受かってほしいんですけどね」と語ると、こう言葉を紡いでいった。
 「やっぱり華がありますし、見た目のイメージとは違って野球に対する姿勢も素晴らしいものがある。低迷する球界でスパイス的な存在としていてくれると、違う意味で盛り上がると思います」
 子どもたちの野球離れが叫ばれて久しい。一流選手は次々に海を渡るようになり、地上波でのプロ野球中継はめっきり少なくなった。さらに、コロナ禍で今季は各球団の売り上げも激減。そんな危機だからこそ、同時代を戦った劇場型のスターの復帰に期待をかける。
 新庄さんだけではない。もう一人、その復活を待ち望むのが西武・松坂だ。清原さんは「思うように投げられない中で、本人が一番もどかしさを感じていると思う」と心情を推察。それでも、「来年は『やっぱり松坂が帰ってきたな』という姿を見せてほしい」とエールを送った。
 まなざしは今の強打者にも及んだ。「特に成長が目立ったのは巨人の岡本選手。ソフトバンクの柳田選手はバージョンアップしている」と指摘。「一番応援しているのは鈴木誠也選手。チームが低迷する中でメンタルのコントロールが難しそうだった」と分析する。
 重ね合わせるのは現役時代の自分自身。「今は160キロを投げる投手も出てきている。あの時代に勝負してみたかったなと思います」。覚醒剤取締法違反の有罪判決から4年半。執行猶予が明けてから半年。清原さんの目には輝きが戻りつつある。

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