河村雅之がシニアツアー初優勝 キャディーの妻と二人三脚で夢実現「念願の…うれしいしかないです」
2020年12月5日 18時34分
◇5日 シニアゴルフ 金秀シニア沖縄オープン最終日(沖縄・かねひで喜瀬CC)
初日首位の河村雅之(53)=安芸CC=が、2バーディー、1ボギーの71で回り通算5アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を飾った。2位にはこの日のベストスコア67をマークし通算3アンダーに伸ばした岡茂洋雄(51)=鷹の巣GC=が入った。注目の賞金王は寺西明(54)=安原HD=が初獲得。日本人選手の賞金王は、2015年室田淳以来5年ぶり。
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昨年のこの大会で逆転負けを喫した河村が見事に雪辱。ようやくシニアツアー初優勝を手にし「念願の…。シニア4年目で優勝。しかも最終戦で…。うれしいしかないです」と、満面の笑みを浮かべた。
この日も前日同様にパットが好調だった。5番パー5で2オン2パット。14番パー3でグリーン奥カラーから7~8メートルをパターで一発撃沈。「一番大きかったのが15番の2・5メートルと16番の1・5メートルのパーパット」。最終18番パー5は「70センチくらいを油断して」の3パットボギーに苦笑いした。
シニア入りからキャディーを務めてきたのが寛子夫人(45)。結婚前のチャレンジツアーでは優勝経験があるが、結婚後のシニアツアーは未勝利が続いていた。「僕よりも優勝を待っていたからね。やっとプレゼントできました」と河村。寛子夫人は「ずっとチャンスがありながら…やっとできました。うれしいです」。二人三脚で描いた夢を実現し笑顔を見せた。
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