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【チャンピオンズC】”1強”クリソベリルに「なんとかひと泡吹かせたい」凱旋門賞にも出たクリンチャーが本気で狙うダートG1制覇

2020年12月5日 11時08分

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栗東坂路で追い切るクリンチャー

栗東坂路で追い切るクリンチャー

◇第21回チャンピオンズカップ(G1・6日・中京・ダート1800メートル)
 打倒1強を果たすのは、すなわち下馬評を大きく覆すことだ。クリンチャーのキャリアは、それこそ大番狂わせから始まっている。未勝利勝ちは単勝最低人気の244・8倍。「単勝万馬券から始まった馬がここまでのキャリアを積み重ねてくるんだから。たいしたものですよ」。洗い場で長谷川助手が目を細めた。
 「G2もG3も勝ちました。残るところはもう。もちろん、ほかにもG1馬がたくさんいるし、強いメンバーだとは思います。でも使うごとにダートに慣れてきて、前走がクリンチャーの本当の姿。勝ち切れた勢いに乗って行きます」。悲願のG1戴冠を本気で狙いに行く。
 最終調整は栗東坂路。ゆったりと柔らかなキャンターで65秒5―16秒6。「馬にはやる気がありましたけどね。普段から扱いやすい馬ですから抑えるのに苦労させられるみたいなことはなかったですよ。具合はいい。休み明け3走目で考えていた通りに上昇してくれています。この馬のタフなところ。スタミナを出し切れば」。持てる地力を全部ぶつけられるだけの仕上がりに、長谷川助手は胸を張った。
 「凱旋門賞に遠征した馬が、日本でダートG1に参戦するのはこの子がはじめてなんですってね。エネイブルはさすがに強かったけど、あれでこの馬も世界のトップレベルを経験してきた。格では負けていません。なんとかあの馬(クリソベリル)にひと泡吹かせたい」と、同助手。苦楽をともにした相棒といざ桶狭間へ。これは単なるリップサービスじゃない。

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