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“日本シリーズ男"が躍動!藤田寛之が1日2イーグルで5位に浮上 故郷へ帰る”相棒”にも逆転V捧げたい

2020年12月4日 21時43分

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第2日、17番でイーグルを決め、キャディーと笑顔を見せる藤田寛之

第2日、17番でイーグルを決め、キャディーと笑顔を見せる藤田寛之

◇4日 国内男子ゴルフ 日本シリーズJT杯第2日(東京都稲城市・東京よみうりCC)
 2010年大会から3連覇中の“日本シリーズ男"でシニアツアーとかけ持ちの藤田寛之(51)=葛城GC=が66で回って4つ伸ばし、通算6アンダーで首位と2打差の5位に上がった。勝てば1996年に49歳で優勝した尾崎将司を抜いて大会最年長Vになる。通算8アンダーのトップはノーシードから出場の小斉平優和(22)=太平洋C=とチャン・キム(米国)。前日首位の池田勇太(34)は77と大きく崩れ、9打差16位に後退した。
  ◇  ◇  ◇
 例年よりも冷たい風がベテラン勢を苦しめる中、168センチ、70キロと体格的にも大きくない51歳の藤田が、「あまり記憶にない」と本人もびっくりの1日2イーグルを記録した。
 6番パー5でグリーン左カラーからの10ヤードをウエッジでねじ込み、17番パー5では192ヤードを7番アイアンで50センチにつけた。ほかに2バーディー(2ボギー)を奪い、優勝戦線に急浮上だ。
 23年連続賞金シード継続中、2012年賞金王、ツアー通算18勝…と多くの勲章を手にしているが、最後の優勝からは6年以上遠ざかっている。昨年シニア入りし、今季は同ツアーにも3試合出た。それでもレギュラーツアーにこだわるのは執念だ。「正直、若くて体が動き、ボールが飛ぶ選手がたくさんいる中、精神的にもびびりながらやっている。シニアの試合では頭を下げていれば先輩たちがかわいがってくれるけれど、やはりこっちで生きていきたい」と熱く語る。
 そして、もうひとつ奮起する理由がある。2014年からバッグを預けてきたキャディーのピーター・ブルースさん(52)が、今年限りで故郷のオーストラリアに帰ることになった。今大会が最後のコンビ。試合を離れても一緒に藤田の操船するボートで沖合に乗り出したりと、公私にわたる大親友だ。「寂しいけれど、2人でいい形で終わりたい。そう神様に祈ってます」。大逆転での優勝なら、これ以上に劇的なエンディングはない。

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