”イチローバット”で打撃練習!日本ハム4位・細川凌平 あこがれのレジェンドからもらった金言&夢時間
2020年12月4日 20時12分
大リーグのマリナーズなどでプレーしたイチローさん(47)=現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター=が4日、和歌山市の智弁和歌山高グラウンドで同校野球部を指導した。2日から3日間にわたって指導。今秋のドラフトで日本ハムから4位で指名された細川凌平内野手(3年)は、プロでのスタートを前に貴重な財産を得た。
メジャー通算3000安打を達成しているイチローさんと2人1組でフリー打撃を行い、「本当に夢のような、と言うか、幸せでもありますし、学ぶことしかない時間でした。(練習用のシャツやジャンパーは51番をつけ)本当に保育園のころからずっとイチローさんのことが大好きで、自分自身、51番というのは中学からずっとつけていて、高校でもつけさせてもらって、イチローさんのような選手になりたいという、ずっとあこがれとして持っていたので、まさか、そのイチローさんと会えて、指導受けたりとか、できるというのは思っていなかった。本当に幸せな時間でした」
あこがれの人がポンポンと柵越えを放つ姿に圧倒されながらも、積極的に質問をぶつけ、打撃論を吸収した。
「緊張はもちろんありましたけど、こんな時間はあるかないか分からないので、この3日間で聞けることは、すべて聞こうと思って質問しました。(印象に残っていることは)選べないです。すべてが刻み込まれている。イチローさんのようなプレーヤーを目指してやりたいです」
イチローさんから愛用のバットを拝借して打撃を行い、新たな発見があったという。「打ってみたら、と言っていただいて、それで使わせていただいた。今までのバットで一番、感触が良かったです。あれだけヒットの数が多いイチローさんが、バッティング練習であればホームランを狙って、あれだけ遠くに飛ばせる。自分自身が小さくなる部分があるので、いいものを見させていただきました」
指導を終えたイチローさんを見送る際、こんな激励の言葉もかけてもらったという。「また、どこかで会おう」
細川も感激の面持ちで至福の瞬間を振り返った。
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