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球児も唸るイチロー氏の”走塁の極意”「僕は50%の確率では盗塁はしない…」「緊迫したときは…」

2020年12月4日 18時25分

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智弁和歌山の選手に走塁技術の指導をするイチローさん(代表撮影)

智弁和歌山の選手に走塁技術の指導をするイチローさん(代表撮影)

 イチローさん(47)=シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター=が4日、和歌山市の智弁和歌山高校グラウンドで同校野球部を指導した。2日から3日間の予定で指導していた。
 指導は午前11時半ごろにスタート。球児が一塁側ベンチ前に整列して出迎え。イチローさんは黒のパーカー付きジャージーに青の半パン、タイツ、サングラス姿で三塁側ベンチへ。スパイクに履き替えてから、選手に「2日間、気を張っていたと思うけど、リラックスしてやりましょう」と声を掛けた。
 球児と一緒にランニングとウオーミングアップをしながら、気軽に話し掛けるシーンも。塁間ほどのダッシュでは球児に勝つと、走りながら両手を上げて喜ぶ姿も見られた。
 午後12時ごろには盗塁指導。一塁ベース付近でスタートの切り方、帰塁、心構えなど技術論を説いた。
 「(一塁走者でリードを取るとき)一回(重心を)下げることで見やすくなる」
 「右足の(曲げる)角度をキープしてスタートを切りたいけど、難しい。キープしたままスタートを切る角度がそれぞれある。それを探していく」
 「なるべく動きはシンプルなほうがいい。やらないといけないことが増えると野球は難しくなる」
 「盗塁のときに(相手投手が)左のときはイチかバチか、リスクを取らないといけない」
 「僕は(捕手からの送球が)1・2秒台だと難しい。1・3秒以上ないと成功しないスピード。(盗塁は)スタートで全部、決まります」
 「僕は50%の確率では盗塁は絶対にしない。真っすぐのタイミングでセーフになるタイミングをはかる。変化球でセーフになる(タイミングをはかるような)ことはしない」
 「ギャンブルのスチールが僕くらい(のスピード)ではできない」
 「はっきり(投手の)クセが出て入ればいける。基本的には(クセは)ないものとして。醸し出す雰囲気で感じてほしい。それは隠せないので」
 「緊迫したときは全体を見る。筋肉が緊張するとパフォーマンスが下がる。それを避けたい。打撃でもリリースポイントだけを見ると緊張する。全体を見ようとする」
 などとアドバイスした。

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