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イチローさんが智弁和歌山高でアマ指導者デビュー 3日間指導しフリー打撃の実演も

2020年12月4日 16時18分

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智弁和歌山の選手に走塁技術の指導をするイチローさん(代表撮影)

智弁和歌山の選手に走塁技術の指導をするイチローさん(代表撮影)

 日米通算4367安打を誇るイチローさん(47)=シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター=が4日、和歌山市の智弁和歌山高校グラウンドで甲子園春夏通算3度の優勝を誇る同校野球部を指導した。2日から3日間の予定で指導していた。
 午前11時28分、黒のパーカー付きジャージーでグラウンドに登場。「2日間、気を張っていたと思うけど、リラックスしてやりましょう」と声を掛けて、練習に入った。
 初日の2日は選手を観察し、どういうことを教えるかと考えを巡らせ、3日は実際に指導。最終日のこの日は全体練習終了後に選手自身が自主練習メニューを決めることになった。イチローさんはフリー打撃の実演で、選手に教えたことを踏まえてどう感じたのか、考えさせた。
 イチローさんは昨年末に学生野球資格回復に関する研修を受け、今年2月に日本学生野球協会の資格審査委員会をへて、高校生や大学生を指導できる学生野球資格を回復。日本高校野球連盟に指導者登録を済ませた。愛工大名電高(愛知)出身で、母校以外での指導が可能となった。
 イチローさんは11月下旬に神戸市内で開かれた「第73回新聞大会」で講演した際には「まず(選手を)見たい。だから1日の参加はない。何日か見ていたい」と話していた。
 智弁和歌山との関係は一昨年秋に同校の試合を観戦し、応援に感銘を受けたことがきっかけ。そして昨冬、智弁和歌山中学・高校の教職員チームと、自身の現役引退後に神戸の友人らと結成した草野球チームと、オリックス時代の本拠地だったほっともっとフィールド神戸(神戸市)で試合をしている。そのチーム名は同校に敬意を表し「KOBE CHIBEN」としている。相手チームの監督を務めた同校の藤田清司理事長との縁もあって、今回の指導が実現した。
 智弁和歌山の野球部は高校野球の名門校。甲子園春夏を通じて38回出場し、優勝3回を誇る。夏(全国高校野球選手権大会)は24回出場で38勝22敗、優勝2回、準優勝1回。春(選抜高校野球大会)は14回出場で27勝12敗、優勝1回、準優勝3回。高嶋仁監督が強豪に育て上げ、現在は同校OBで阪神、楽天などで活躍した元捕手の中谷仁監督が率いている。

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