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UDフォント、利用広がる 高齢化、視覚障害増に対応

2020年5月22日 02時00分 (5月27日 03時51分更新)
 多くの人に読みやすいよう工夫された書体「ユニバーサルデザイン(UD)フォント」の利用が広がっている。高齢化が進み、文字が読みにくいと感じる人が増えていることなどへの対応で、自治体の広報紙や鉄道の駅名標、商品表示、一部のパソコンの基本ソフト(OS)にも搭載。一方、専門家らはレイアウトの工夫や、障害に応じたフォント選びの必要性を指摘する。
 UDフォントは、目の不自由な人も含め、より多くの人が読みやすく、誤読されにくいように考慮した書体。濁点を大きくしたり、「3」や「8」といった似た字は線の長さや角度を調節して違いを明確にしたりしている=イラスト参照。
 現在は「イワタ」や「モリサワ」など複数のフォントメーカーが、独自のデザインのものを作成。教科書体や明朝体、ゴシック体などがあり、駅や食品の表示、教科書などさまざまな生活の場に浸透しつつある。
 近鉄は二〇〇九年から駅名標、運賃表などに使用。ライオンやミツカンは一〇年からさまざまな商品の成分表示などに使っており、ライオンの広報担当者は「法定記載事項や注意表示などが増え、限られたスペースの中で、少しでも見やすくなるようにした」。愛知県豊田市、浜松...

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