福井映画祭4作品夜に上映 メトロ劇場 あすから  観客賞「アリ地獄天国」など

2020年12月4日 05時00分 (12月4日 10時18分更新)
長編部門観客賞「アリ地獄天国」のワンシーン

長編部門観客賞「アリ地獄天国」のワンシーン

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 今年初めてオンラインで開催された自主制作映画の祭典「福井映画祭」。配信した12作品の中から投票で観客賞などに選ばれた4作品が、5日から1週間、福井市の福井メトロ劇場でレイトショー上映される。入場料は1000円。 (中田誠司)
 上映されるのは、観客賞三作品と審査員特別賞一作品。
 長編部門観客賞の「アリ地獄天国」(監督・土屋トカチ)は五、七、九、十一日に上映。ある引っ越し会社の長時間労働や理不尽な仕事環境に異を唱えた男性の三年間の戦いを描くドキュメンタリーだ。土屋監督は「主人公の人生を賭けた戦いを応援してください。そして、あなたのこれからの生活を見直すきっかけにしてもらえたら」と話している。
 短編部門観客賞の「いる」(監督・礒部泰宏)、アニメーション部門観客賞の「Birth−めぐるいのち−」(監督・一色あづる、川崎技花、若見ありさ)、審査員特別賞の「愛をたむけるよ」(監督・団塚唯我)の三作品は、いずれも六、八、十日に上映する。
 開演はいずれも午後七時。五、六日には、各作品上映後に監督のオンラインインタビューもある。
 実行委員長の酒井潤さんは「今年の応募作品を凝縮したようなラインアップ。今の社会の生きづらさ、理不尽さに対して訴える強い力を持った作品がそろった」と総括し、劇場での鑑賞を呼び掛けた。
 福井映画祭は、県内映画愛好者らでつくる実行委員会が主催。十四回目の今年は十一月七、八の両日に開催。新型コロナウイルスの影響で、オンライン配信になった。

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