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長谷川さん(福井市出身)第1席 福井文学賞 2年連続入賞

2020年12月4日 05時00分 (12月4日 10時02分更新)

 県内の文学振興と気鋭の新人作家発掘を目的に募集した「第十八回福井文学賞」(日刊県民福井・中日新聞社主催、県教育委員会後援、三谷市民文化振興財団特別協賛)の入賞作が決まった。最高賞の第一席は、愛知県春日井市、主婦長谷川美智子さん(68)=ペンネーム(PN)水澤柊子(しゅうこ)、福井市出身=の「ホテルヴィオラ」が選ばれた。第二席一編、佳作三編、奨励賞二編も決定。入賞者のうち三人が中高生となった。
 県内在住か在勤、県出身などゆかりのある人を対象に作品を募集。短編小説や評伝、童話など二十六作品が寄せられ、文芸評論家の張籠(はりこ)二三枝さん、いずれも作家の中島美千代さん、栗波昭文さんの選考委員三人が審査した。
 第一席の長谷川さんは、昨年初めての応募で第二席に輝いた「青い家」に続く二年連続の入賞となった。第二席は福井市の会社員、PNモニカ・ウルフソンさんの「しゃぼん玉」。初めての応募で見事第二席を射止めた。
 佳作は、越前市の建築資材販売矢佐康博さん(57)=PN夕紀(ゆうき)祥平=の「ささやかなこの人生」、高志中二年、三宅優衣(ゆい)さん(14)の「森の相談室」、坂井市の福祉施設パート後藤利巳さん(67)の「紫陽花ケ丘」の三編。矢佐さんと三宅さんは初応募で初入賞。後藤さんは前身の「ふくい新進文学賞」に続いて二回目の佳作に輝いた。
 将来を期待して贈る奨励賞には、高志中一年、野本みうさん(13)の「置物がくれた勇気」、藤島高二年、古瀬紗佳(さやか)さん(17)の「夕焼けに染まる」の二作品が選ばれた。
 表彰式は五日、福井市のホテルフジタ福井内のザ・グランユアーズフクイで。佳作以上の作品は今月から、本紙「日刊県民福井」で連載する。 
  (中田誠司)

 長谷川 美智子(はせがわ・みちこ)さん=ペンネーム水澤柊子(みずさわ・しゅうこ) 68歳。愛知県春日井市。福井市天池町出身、主婦。藤島高時代に文芸部に所属し、現代詩や短編小説を創作。昨年度初めて福井文学賞に応募し、第2席を獲得した。


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