住民つながる場に 福井銀新本店ビル完成 7日オープン 

2020年12月4日 05時00分 (12月4日 09時55分更新)

カフェ、ライブラリー併設 多くの本が並ぶライブラリーやカフェが設けられた2階=福井市順化1の福井銀行本店で


 福井銀行(林正博頭取)の新本店ビルが福井市順化一に完成し三日、報道陣向けの内覧会が開かれた。新本店のコンセプトは「地域をつなぎ、未来を創る」。カフェやライブラリーを設け、地域住民らが集い、つながる場所になるよう配慮した。オープンは七日。
 鉄骨一部鉄筋コンクリート造の七階建てで、延べ床面積は一万三千平方メートル。敷地面積は約四千五百平方メートル。建物は基礎に免震構造を採用し防潮壁も備えているため、災害時の避難場所として活用できる。総事業費は百億円。

糸を紡ぐデザイン 7日にオープンする福井銀行の新本店ビル=福井市中央1から写す(いずれも山田陽撮影)

 建物のデザインは、県内基幹産業の繊維に着目し「紡ぐ」をコンセプトにした。外観は、大小の白いアルミルーバー(縦格子)で糸を紡ぐようなデザイン。屋内には、各所に越前和紙や県産材などを使用している。
 

木材家具採用 木材の家具を採用し、ガラス張りで明るい雰囲気のロビー=福井市順化1の福井銀行本店で

一階の本店営業部ロビーには木材の家具を複数採用し、ぬくもりが感じられるアットホームな空間とした。二階のカフェでは、県内八店舗のカフェが焙煎(ばいせん)した豆を購入できる。併設するライブラリーは千五百冊の書籍が並ぶ。
 五、六階の執務エリアはフロア全体が見渡せ、開放的な空間。座席を決めないフリーアドレス制にするなど、柔軟に仕事と向き合える工夫もしている。 (長谷川寛之)

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