丁寧にアイデア満点 湖西で障害者の作品展

2020年12月4日 05時00分 (12月4日 05時03分更新)
今切口をイメージした切り絵など、しおかぜ利用者が手掛けた色鮮やかな力作=湖西市健康福祉センターで

今切口をイメージした切り絵など、しおかぜ利用者が手掛けた色鮮やかな力作=湖西市健康福祉センターで

  • 今切口をイメージした切り絵など、しおかぜ利用者が手掛けた色鮮やかな力作=湖西市健康福祉センターで
  • 浜名特別支援学校の生徒が手掛けた手筒花火の置物や陶器が並ぶコーナー=湖西市役所で
 障害者週間(九日まで)初日の三日、湖西市役所と市健康福祉センターで、障害者の作品展示が始まった。特別支援学校の生徒と地域活動支援センターの通所者の作品を通し、障害者福祉への理解を呼び掛ける。 (鈴木太郎)
 市役所では、浜名特別支援学校(新居町)の作業製品二十点余を展示。中学部と高等部が作業学習で製作した。手筒花火を模した置物や陶器の花瓶、木製の棚や巾着袋などが集まった。学校紹介のパネルも添え、訪れた近隣住民に製品と教育活動をPRしている。
 学校では十二月の文化祭や外部のイベントで作業製品を売る機会があるが、今年は新型コロナウイルスの影響でほとんどが中止された。高等部では文化祭の代わりに開く十一日からの参観週間で、来校した保護者に売る計画がある。高等部進路担当の山岸遼侑(りょうすけ)教諭(31)は「校外の人に直接PRできないが、生徒はそれでも一つずつ丁寧に作ってくれた」と振り返った。
 市健康福祉センターのロビーでは、市地域活動支援センター「しおかぜ」(古見)の利用者による作品を飾った。アルミホイルでステンドグラスのようにしたクリスマス飾りや松ぼっくりの置物が並び、来訪者の目を楽しませている。
 週二回の活動で手掛けた色鮮やかな切り絵は浜名湖の今切口をイメージ。チラシの車や魚の写真を活用し、にぎやかで自然豊かな雰囲気に仕上げた。しおかぜで勤務する作業療法士の長野美由希さんは「利用者同士がアイデアを出し合うことで、作品におもしろさが加わった」と語る。
 いずれも九日まで。両会場では、市内で障害者らが詰め合わせた緑茶粉末のスティックを無料で配布している。

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