新谷が攻めて五輪切符つかみとる!優勝で代表決定も結果にこだわる「日本記録を狙う」
2020年12月4日 06時00分
新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた陸上長距離の日本選手権(4日・ヤンマースタジアム長居)で、女子1万メートルの東京五輪切符を狙う新谷仁美(32)=積水化学=が3日、オンライン会見。五輪代表の座とともに、2002年に渋井陽子がマークした日本記録(30分48秒89)を目標に定めた。
五輪の参加標準記録は突破済み。今大会ではタイムに関わらず優勝で五輪代表が決まるが、世界水準を追い求める新谷に守りの選択肢はない。「五輪があろうがなかろうが、ミスは許されない。明日は日本記録を狙う。世界で戦うためのレース展開をする」と語った。 11月の全日本実業団女子駅伝では3区で従来の記録を1分以上も更新した。スピードは頭一つ抜けている。「結果にこだわっているからこそ、失敗しちゃったらどうしようという恐怖もある。しっかり決めたい」。恐怖を振り切り、ハイペースで五輪と日本新を狙う。
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