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池田勇太が12年連続ツアーVへ“ラストチャンス”首位発進!寒さと風に耐え「最終戦にふさわしい」

2020年12月3日 18時23分

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第1日、10番で笑顔を見せる池田勇太

第1日、10番で笑顔を見せる池田勇太

 ◇3日 日本シリーズJT杯第1日(東京都稲城市・東京よみうりCC)
 11年連続で毎年ツアー優勝を重ねている池田勇太(34)が64で回り、6アンダーで首位スタートを切った。「いやぁ…大満足ですよ」。ぶっきらぼうな口調ながら、それでも池田の表情にはうれしさが見え隠れした。
 ツアー21勝ながら、この大会とは相性が悪く、過去未勝利。その苦手なコースを2イーグル、4バーディー、2ボギーの64で滑り出した。「最終戦にふさわしいゴルフができた」。寒風吹きすさぶ中、ダウンジャケットを着て報道陣に対応した。
 寒さと風で「だいぶ飛ばない。20ヤードほど飛ばない」というコンディション。イーグルを取った6番と17番のパー5は、いずれも残り200ヤードほどを2~3メートルに2オンさせた。4つのバーディーもすべて2メートル前後。ショットのよさが光った。
 デビュー2年目の2009年から毎年勝利を重ねてきた。この大会は12年連続への最後のチャンス。しかし、今年はそれ以上に大きな意味を持つ。今季のツアーは1月のシンガポールOP(アジアツアー共催)で開幕したが、その後はコロナ禍で中止・延期が相次ぎ、再開できたのは9月のフジサンケイ・クラシックから。この間、池田は選手会の事務局長として各大会スポンサーなどと開催に向けた折衝役を務めた。11月には宮崎県でのダンロップ・フェニックスに向け、羽田―宮崎間の選手、関係者、メディア用のチャーター便をスポーツ界で初めて就航させた。「多い日には1日6本の会議をこなした」という。
 こうした実務作業のため、休止期間中にゴルフができたのは1週間から10日に1度程度。その影響からか、ツアー再開直後は調子が上がらず、日本OPは予選落ちした。本人も「今年は日本シリーズには出られないのかなと思っていた」という。しかし、2週前のフェニックスで8位に入り、賞金ランクを22位に上げて最終戦の出場を手に。「最終日の18番でバーディーパットを入れて出られた」と振り返る。
 「忙しい中、ここに帰ってこられたことがうれしい。試合数が少ない中でも、ファンや応援してくださる方に優勝する姿を見せたい」。池田にとって今大会は、コロナ騒動との闘いでもある。

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