多彩なジャンル融合 11〜13日、創作舞踊劇「名古屋城天守物語」

2020年12月3日 16時00分 (12月3日 16時00分更新) 会員限定
「名古屋城天守物語」に出演するメンバー=名古屋市中区で

「名古屋城天守物語」に出演するメンバー=名古屋市中区で

  • 「名古屋城天守物語」に出演するメンバー=名古屋市中区で
 日本舞踊を主軸に、演劇やバレエも取り入れた創作舞踊劇「名古屋城天守物語」が十一〜十三日、名古屋・新栄の市芸術創造センターで上演される。名古屋で活動する多彩なジャンルの舞台芸術家三十人が約二年をかけて作り上げた大作だ。企画・制作の日舞五條流・五條園美は「創作しながら心がかっかと燃え上がった。各分野の良いところが出せた」と手応えを語る。 (小原健太)
 底が純金でできていたとされる名古屋城の「黄金水井戸」に材を取っている。井戸の純金が十七世紀の築城から現在までの間に何者かに奪われたという設定で、いつ、誰が盗んだかを探る形で展開していく。
 NHK大河ドラマ「いのち」(一九八六年)の演出などを手掛けた伊予田静弘(せいこう)が脚本、演出、作詞を担当し、音楽は常磐津の常磐津綱男、長唄の杵屋三太郎と杵屋六春、箏の野村祐子、鳴り物の望月左登貴美が担った。
 制作はコロナ禍を受け、リモートで行った。三味線奏者は詞からイメージを膨らませて作曲し、演奏、録音。音声データを鳴り物や振り付けの担当者に送るという形で、何とか完成にこぎ着けた。園美は「大変だったけれど、前向きになれる時間だった」と振り返る。
 夢うつつ...

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