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「ノッカル」有償運行へ 朝日町、来月4日から

2020年12月3日 05時00分 (12月3日 11時02分更新)
来年1月4日から有償運行がスタートする「ノッカルあさひまち」の車両=朝日町で

来年1月4日から有償運行がスタートする「ノッカルあさひまち」の車両=朝日町で

 朝日町がスズキ(浜松市)、博報堂(東京)と連携して実証実験を進めている地域互助の交通システム「ノッカルあさひまち」は、来年一月四日から実験の最終段階の有償運行をスタートする。二日、町役場であった町地域公共交通会議で承認された。
 ノッカルは、町中心部から離れた地区に住む交通弱者の高齢者らを、地区住民が自らの目的のついでに自家用車に同乗させて運ぶシステム。現在、百二十五人が利用者登録し、予約制で乗車している。
 スズキから貸与された軽乗用車三台を運転する町職員六人と、自家用車の住民七人が運転手を務める。予約や運行の管理は町のタクシー会社、黒東自動車商会が担当している。
 有償運行の実験では、有償となった場合の需要を探り、持続可能なサービスとなり得るかを検証する。料金は距離にかかわらず一律六百円(相乗りの場合は四百円)に設定。支払い方法は運転手の負担軽減のため、事前チケット購入制にした。実験期間は三月三十一日までだが、延長もありうる。
 八月三日から始まった無償の実証実験は十一月三十日現在、運行が百十四回、百四十三人の利用があった。しかし、利用登録者の八割がまだ利用していないことや、住民ドライバーの確保が難しく、町職員による運行が約八割を占めるのが現状という。
 実証実験は国土交通省の本年度「日本版MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス=次世代移動サービス)推進・支援事業」に採択されている。(松本芳孝)

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