中日・藤嶋 小さく、鋭く「コマ回し投法」で勝利の方程式入り目指す 160万円減1840万円で更改
2020年12月3日 06時00分
こまのように小さく回転するフォームを作り上げる。160万円減の1840万円でサインした藤嶋は今季の反省を生かし、来季に向けて投球フォームを進化させるプランを明かした。
「言葉にするのは難しいですけど…。小さく、鋭く、体をキレ良くぱっと回せるようなピッチングフォームにしたい」
ボールのキレで勝負する22歳。32試合に登板して防御率2・48と飛躍を遂げた昨季に比べ、26試合の登板で防御率3・91だった今季は大ぶりな投球フォームになっていることに気付いた。体の回転を小さくすることで「もっとストレートに力が伝わると思うし、ボールもコントロールしやすいんじゃないか」とさらなる改善を目指す。
チームは今季8年ぶりのAクラス入りを果たしたが、自身の成績は低下し、喜びとはほど遠いシーズンとなった。「自分自身、何と戦ってきたんだろう。相手打者と勝負するんじゃなくて、野球の勝負を楽しめずに、結果ばかりと戦っていた」と悔しげな表情で語る。
雪辱を期す来季。「勝利に貢献したい。その一心です」と話す一方、勝利の方程式である「大福マル」へのライバル心も併せ持つ。勝利の方程式に入ることがチームに貢献するすべてではないとしつつも、「そこで投げることができたら、よりチームに貢献できるかなと思う」。小さく鋭く回る新投法をマスターし、来季狙うは勝ちパターンでの登板だ。(長谷川竜也)
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