感染者確認なしの熊野、観光好調 背景に修学旅行、GoToも
2020年12月1日 05時00分 (12月1日 15時54分更新)
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県内でも新型コロナウイルスの感染者が増えてきた中、今のところ感染者が確認されていない熊野市では、市内の集客施設に多くの観光客らが訪れている。市の調査で、今年の十月は昨年同期と比べ、売り上げを伸ばしている施設も目立つ。市は、修学旅行の行き先に熊野が選ばれるようになったことや「Go To キャンペーン」などの影響とみているが、全国的な感染者の増加に警戒も強めている。(森雅貴)
今年十月の売り上げを昨年十月と比べた市の調査では、道の駅熊野・花の窟(いわや)が140%、おもてなし館は130%、駅前特産品館は175%、道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里は120%と、いずれも増加。一方、鬼ケ城センターは20%減だった。
市内の企業や団体への聞き取り調査では、...
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