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カーボロネロパキッ 福井で収穫

2020年12月1日 05時00分 (12月1日 09時26分更新)
寒さで葉の表面がちぢれ、収穫時期を迎えているカーボロネロ=福井市白方町で(山田陽撮影)

寒さで葉の表面がちぢれ、収穫時期を迎えているカーボロネロ=福井市白方町で(山田陽撮影)


 アブラナ科の冬の葉物野菜でイタリア原産の「カーボロネロ」が、福井市内で収穫のピークを迎えている。同市白方町の生産農家尾崎充弘(あつひろ)さん(42)は30日、ビニールハウスで270株ほどを収穫。出荷規格の長さ25センチになった葉を手で折り曲げ、パキッと小気味よい音を立てながら収穫を進めた。
 キャベツやブロッコリーに近く、しわがある分厚い葉と固い茎が特徴。食物繊維やビタミンが豊富で、栄養価が高い。山間部ほど冷え込まず、ハウスの中が氷点下になりにくい市内の冬の気候が栽培に適しているとして、市園芸センターが2016(平成28)年から特産品化を進めている。現在は市内の農家6軒が栽培を手掛ける。
 イタリアではトマトスープなど煮込み料理に使われる。苦みやくせがなく生でも食べられる。尾崎さんのお薦めは「ベーコンと一緒にオリーブオイルで炒めるとおいしい」。
 寒くなると成長速度が遅くなり、小さな葉に栄養が凝縮され、おいしくなるという。収穫は来年3月ごろまで続き、例年並みの910キロを県内外に出荷する予定。 (成田真美)

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