県内42人感染、死者は11人目

2020年12月1日 05時00分 (12月1日 05時03分更新)
 静岡県と静岡市、浜松市は三十日、新たに計四十二人の新型コロナウイルス感染者を発表した。県内の感染者は計千六百六十八人となった。静岡市と富士市で新たに各一件のクラスター(感染者集団)が認定され、県内では計三十六件となった。県は同日、入院中の高齢者が二十八日に死亡したと明かしたが詳細は非公表とした。県内での死亡者は十一人目。
 静岡市は新規感染者二十九人。クラスターは接待を伴う飲食店で、市内で十三例目となる。三十日に従業員十五人の感染が判明。すでに二十代の女性従業員二人の感染が確認されていた。店内にはカラオケ設備があり、客、従業員ともマスクをしていないことが多かった。従業員の休憩室も狭く、換気が不十分だったという。延べ九十六人の客を検査する。市は、店が名簿で客を特定できているとして店名を公表していない。
 クラスター以外では、市役所静岡庁舎(葵区)にある保険年金管理課の五十代の女性職員が感染し二十六日午後から休んでいる。窓口で市民と接する機会もなく、来庁者らに濃厚接触者はいないとみている。
 他に、二十九日までに判明した感染者のうち、市内四例目の学校や勤務先などが同じ外国人コミュニティーとみられる集団のクラスター関連、同十一例目の接待を伴う飲食店のクラスター関連が一人ずつ。それぞれ陽性者は計五十七人と計八人となった。十二例目のデイサービス施設(駿河区)のクラスター関連では、利用者の家族一人が感染し、計二十九人となった。
 県が発表した新規感染者は十二人。富士市で六人、伊東市で二人、沼津と富士宮、焼津、伊豆の国の四市で各一人。高齢でない成人が八人、高齢者が四人。感染経路は六人が調査中で、一人が不明。富士市の新たなクラスターは遊戯施設で、五人が感染。濃厚接触者は把握しているとし、施設名などは伏せた。利用者がマスクを外し会話することがあった。
 浜松市の新規感染者は一人。二十九日に十六人をPCR検査し、中区に住む六十歳以上の自営業男性の陽性が判明した。二週間以内に市外へ出掛けたことがあるが、感染経路は不明。市内では延べ五百九人となった。
 県の外郭団体で、公益財団法人の「県産業振興財団」(静岡市葵区)は三十日、財団に勤務する派遣会社の女性職員=静岡市=の感染を公表。事務職で利用者との接触はないという。

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