ホタル乱舞もう一度 浜北・灰木地区で住民ら幼虫放流

2020年12月1日 05時00分 (12月1日 05時03分更新)
ホタルの幼虫を放流する児童ら=浜松市浜北区灰木で

ホタルの幼虫を放流する児童ら=浜松市浜北区灰木で

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 浜松市浜北区の灰木地区ビオトープ「ホタルの里」で、地元住民や小学生ら約四十人がホタルの幼虫を放流した。ホタルが飛んでいたかつての姿を取り戻そうと、灰木町内会が浜松市内の建設総合コンサルタント「フジヤマ」(中区)と協力して実施した。 (伊藤一樹)
 ホタルの里は、一般廃棄物最終処分場建設に伴う周辺の環境整備事業として二〇〇四年に整備。約千六百平方メートルの敷地に幅約二メートル、長さ約五十メートルの小川を設け、周辺にはアジサイやサクラ、ハナミズキなどが植樹してある。一時はホタルが乱舞する様子が見られたが、環境の変化で年々少なくなっていた。
 放流した幼虫は、浜松市内で捕獲したヘイケボタル二百〜三百匹。児童は幼虫をスポイトでコップに取ってもらい、エサとなる貝のカワニナと一緒に、思い思いの場所に流した。氏原昇町内会長(61)によると、ホタルは六月に成虫となり、飛び回るという。
 放流前には講演もあり、信州大理学部の藤山静雄名誉教授(72)が「浜松ホタルも棲(す)める良い自然プロジェクト」をテーマに話した。

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