貴族の装いあでやか 新居高生徒が和装を体験

2020年12月1日 05時00分 (12月1日 05時03分更新)
十二単の着付けをしてもらう生徒=湖西市の新居高で

十二単の着付けをしてもらう生徒=湖西市の新居高で

  • 十二単の着付けをしてもらう生徒=湖西市の新居高で
  • 十二単を着た片山七海さん(左)と男性装束を着た三谷翔真さん=湖西市の新居高で
 十二単(ひとえ)などの伝統衣装を着用する体験授業が三十日、湖西市新居町の新居高校であった。家庭科のファッション造形基礎を選択した二年生三十九人が、和装の知識を深めた。 (桜井祐二)
 日本の伝統に興味を持ってもらおうと、高校がNPO法人「日本文化普及協会」に依頼。協会の田崎悦子さん(静岡市駿河区)ら三人が講師を務めた。
 生徒を代表して、片山七海さん(17)が十二単、三谷翔真さん(16)が男性装束のモデルに。講師たちが手際良く衣装を着せていった。
 十二単の着付けでは「五衣(いつつぎぬ)を着せている」「折り目を入れて、ひだの作り方も部位によって異なる」「全部で重さが十八キロにもなる」などと解説しながら、作業を進めた。片山さんは「なかなか体験できないことをできたのは良かったが、衣装が重く、歩きづらかった」。三谷さんは「かっこいいと思った。貴族が着ていた服を着られてうれしい」と喜んでいた。
 授業に参加した石川芽位さん(16)は「十二単を写真では見たことがあったけど、実物を見るのは初めてで、きれいだった。十八キロもあると聞いて驚いた」と話した。作業を終えた田崎さんは「(皇族の着付けをする)衣紋(えもん)道をやる気がある人をいつでも募集しています」と呼び掛けた。

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