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朝乃山「寝てる暇はない」師匠の定年場所に無念休場「悔しい思いを来場所にぶつけたい!」

2020年11月30日 20時49分

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朝乃山

朝乃山

 11月場所初日に右肩を痛め、「三角筋挫傷で全治4週間」と診断され3日目から途中休場した大関朝乃山(26)=高砂=が30日、代表電話取材に応じた。患部は順調に回復。初のかど番となる来年初場所(1月10日初日、両国国技館)で、師匠(元大関朝潮)の定年場所となった11月場所休場の悔しさを晴らす。
    ◇  ◇  ◇
 右肩の痛みが和らいだ11月場所中から朝乃山は「寝てる暇はない」と、しこやてっぽうで下半身を鍛えてきた。現時点では「(痛みも)ほとんどない。力はもうほとんど入る」と言えるまで回復した。番付発表が行われる年末までには本格的な稽古再開を予定。初のかど番となる来年初場所へ着々と準備を進めていく。
 発奮材料はある。11月場所は定年を迎える高砂親方の師匠として最後の場所だった。「悔しいのが一番大きいですね。悔しかった気持ちが」。定年に花を添えられなかった。それだけに、「この悔しい思いを来場所にぶつけたいですね」と意気込む。
 3日目に休場を決断した朝乃山は師匠へ「休場します」と伝えた。「自分で師匠に言うのもすごくつらかったです」と振り返る。そのとき師匠から「けがをしたことは仕方ないから、しっかり治せ」と励まされ、「俺が定年になってもあと5年はいるから指導はできるぞ」と言われた。
 70歳までの再雇用制度で相撲協会に残る師匠へ恩返しする時間はまだ残されている。「(定年後も)師匠は毎朝稽古場に下りてくるんじゃないでしょうか」。定年しても師弟関係が変わることはない。
 1人大関の貴景勝が優勝した。そのことも「いい刺激になりました。自分も負けてる場合じゃない、けがしてる場合じゃないと思いますね。来場所、自分もけがしない体をつくって出場するつもりなので。あっちが先輩大関なので向かっていくだけですね」。その貴景勝は綱とりに挑む。「1回優勝しないと話は出てこないので、優勝するしかない」。自分も、と力を込めた。

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