中日・石垣雅海は1軍経験を糧に前へ…今季はプロ初本塁打 チームの長打不足「何とかしたい」

2020年11月30日 11時44分

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中日・石垣

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◇連載企画「若竜、実りの秋へ」(7)
 1軍での発見を基に対応力を磨く。今シーズン、石垣雅海内野手(22)は自己最多の25試合に出場し、9月25日の巨人戦(東京ドーム)では念願のプロ初本塁打を放った。高卒4年目で確かな1歩を刻むと同時に、その成績は満足できるものではなかった。
 「いろいろな投手に対応しないといけない。初対戦の投手だったり、クイックで投げてきたりする投手に対応しないといけない。どんな投手が来ても合わせられるようにしたい」
 ウエスタン・リーグでは打率3割7分2厘をマークし、9月9日に1軍再昇格を果たした。それが1軍では打率1割台。壁の高さを感じた。
 高いレベルの投手を打ち崩すために、宮崎では自分の打撃フォームの確立を目指した。「いつでも打ちにいけるということを意識している。甘いボールがストライクゾーンに来たら必ず振りにいけるようにしたい」。
 一つのヒントは、今季最後の1軍出場となった6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)後に見つけた。自分の打撃フォームの動画を見返していると、投手に対してタイミングが遅れていることに気付いた。それまでは左足を大きく上げてタイミングを取っており、その動作が遅れの一因と見えた。宮崎では左足を、投手に向かって踏み出すだけのシンプルなステップにした。
 来季、狙うは長打量産だ。1軍の試合前練習では栗原打撃コーチに志願し、外野方向に打つロングティーを頻繁に行った。体を大きく使って打球を飛ばす感覚をつかむためだった。
 「中日の長打が少ないのは知っているし、何とかしたいという思いもある。自分に求められている部分だと思う」。本塁打、得点ともにセ・リーグワースト。慢性的な得点力不足に悩む竜にあって、貴重な資質の持ち主と言える。

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