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アーモンドアイ、歴史的勝利から一夜明けリラックス 希代の名牝は母として次なるステージへ

2020年11月30日 10時40分

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 ひたすらに駆け抜けた3年と4カ月。アーモンドアイはラストランとなった29日のジャパンCを終えて、同日午後7時20分に美浦トレセンへ帰厩した。同馬を担当してきた根岸真彦助手は「3冠馬2頭も強かったけど、ルメールさんが最高のエスコートをしてくれました。さすがに疲れはあると思いますが、カイバもよく食べて全然リラックスしています」と話した。激走を終えての反動は少ない様子だ。
 自己記録のG18勝を自ら乗り越えての9勝目で有終の美を飾った瞬間、根岸助手は食い入るようにターフビジョンを見つめていたようで「残り400メートルくらいから仕掛けて、いい脚で抜け出して、アーモンドの脚色は鈍らなかったので、残り100メートルくらいで勝てるかもと思いました」と、レースを振り返った。
 通算15戦11勝と、敗戦を経験した事もあった。体質の影響からか、レース直後にはスタッフ一同で水をかけたりと苦労も多かったが、一番の厳しさを味わったのは、牝馬3冠を懸けた秋華賞前。「秋華賞の前は爪のケガもあって、調教もいろいろと考えながらしましたが、競馬に向けてはいい状態で迎えたので良かったです」と、笑顔で振り返った。
 無事にラストランを終えて、次なるステージは母としての仕事。「アーモンドアイにはお疲れさまという言葉と感謝の気持ちでいっぱいですね。ここまでいっぱいG1を勝って、大きなケガもなく無事に帰ってきてくれた。来年無事に種付けできれば、先生(国枝調教師)の定年は4歳の2月になった頃でクラシックシーズンは戦えますからね。ウチの厩舎に入るなら是非、自分が担当したいですね」。希代の名牝は、現役を引退しても愛され続ける。新たなるドラマの演出家として、もうすぐ旅立つ。

担当の根岸真彦助手に甘えるアーモンドアイ

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