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“足元”から福井発信 マンホールふた 市デザイン審査 

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 09時42分更新)

 都内女性 唐門描き最優秀

安井副所長から表彰状を受け取る山口さん(右)=東京都の福井市東京事務所で

 福井市によるマンホールのふたデザインコンテストの最優秀作品が、東京都小金井市の主婦、山口理恵さん(40)の「一乗谷朝倉氏遺跡 あじさいと四季の魅力」に決まった。デザインを反映した「世界に一つだけのマンホール」は、JR福井駅西口に設置済み。福井の魅力を“足元”から市民や観光客に発信する。

福井市観光案内所や西口交通広場の近くに設置された山口さんがデザインしたマンホールのふた=同市のJR福井駅西口で

 山口さんの作品は、大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」を追い風に人気が高まる一乗谷朝倉氏遺跡のシンボル・唐門がモチーフ。シックな黒色を背景に、市の花・アジサイや花火、桜に紅葉と四季の美しさをちりばめた。
 二十六日に都内の市東京事務所で表彰式があり、安井正樹副所長が山口さんに表彰状とふたのミニチュア版を手渡した。
 山口さんは今年三月まで障害者支援施設に勤務し、フリーランスでデザイン関係の仕事を始めたばかり。「ドライブが趣味で全都道府県制覇し、福井は東尋坊や温泉に来たことがある」という。「マンホール・ワン・コンテスト」というネーミングのユニークさにもひかれて応募し、アイデアを練るうちに朝倉氏遺跡にはまった。
 「今回の受賞で思いをイラストで表現するお手伝いをしたいと確信できた」と話す納得の出来栄え。一年の設置期間中の来福や、朝倉氏遺跡の来訪にも夢は膨らむ。
 コンテストは市企業局が主催し、今年で三回目。下水道に関心や愛着を持ち、福井市の魅力を再発見してもらうことが目的だ。「福井市の魅力にあふれ、福井市がイメージできるもの」をテーマに、全国から百八作品が集まった。 (北原愛)

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