福井女子闘球倶楽部総合V 女子ラグビー・セントラルシリーズ 

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 09時39分更新)
総合優勝した福井女子闘球倶楽部=滋賀県の布引グリーンスタジアムで

総合優勝した福井女子闘球倶楽部=滋賀県の布引グリーンスタジアムで

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 滋賀Rで全勝


 今季から新たに設けられた女子七人制ラグビーのセントラルシリーズで、福井女子闘球倶楽部が総合優勝を果たした。二十九日、滋賀県の布引グリーンスタジアムで行われた滋賀ラウンドで全勝し、十月下旬にあった福井ラウンドに続き優勝した。副主将の岩佐知可子(20)は「今までは練習の成果を形にする場がなくて幸せな環境。総合優勝で福井を盛り上げられたかな」と声が弾んだ。
 もともと女子七人制ラグビーは大会数が少なく、昨年に関東で地域リーグが発足。この流れに乗り、福井、石川、滋賀、富山の四チームでリーグ戦を新設した。福井、滋賀の両ラウンドとも総当たり戦を実施し、福井女子闘球倶楽部はいずれも全勝した。
 二〇一八年の福井国体開催を機に、県内で女子ラグビーの活動が芽生えた。一方で、十四人いた選手は国体後は三人に減った。「この流れを絶やすわけにはいかない」と大林猛朗監督(49)はスカウト活動に奔走。勧誘を断られることもあったが、他競技から選手を集め七人をそろえた。岩佐もバスケットボールから転向した一人だ。
 国体当時から選手を続ける石渡汐織(23)は「今と雰囲気がまったく違う」と明かす。出場する大会も少なく、競技に対する熱の個人差もあった。そんな中、リーグが設けられ「目標が定まりやすかった」。和歌山のチームから選手を借り、コロナ禍で練習を積めない中でも圧倒した。
 今後のチーム存続へ、まずは選手確保が欠かせない。リーグ新設とこの結果は好材料になる。「もっともっと人を増やしたい」と大林監督。苦労が実を結び、喜びをかみしめた。 (谷出知謙)
 ◇県勢の成績
 【福井ラウンド】
 ▽リーグ戦 福井女子闘球41−0マリンフェアリーズ(富山)、福井女子闘球26−5石川撫子(石川)、福井女子闘球47−0BREEZE(滋賀)
 ▽順位 (1)福井女子闘球
 【滋賀ラウンド】
 ▽リーグ戦 福井女子闘球31−0マリンフェアリーズ(富山)、福井女子闘球42−0BREEZE(滋賀)、福井女子闘球24−7石川撫子(石川)
 ▽順位 (1)福井女子闘球

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