<追う> コロナ禍、生活改善DXに注目

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 05時00分更新) 会員限定
大画面で家族とオンライン面会をする利用者(右)=明和町の有料老人ホーム「煌」で

大画面で家族とオンライン面会をする利用者(右)=明和町の有料老人ホーム「煌」で

  • 大画面で家族とオンライン面会をする利用者(右)=明和町の有料老人ホーム「煌」で
 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、「デジタルトランスフォーメーション」(DX)なる言葉を盛んに聞くようになった。総務省によると、情報通信技術(ICT)などで生活をあらゆる面でより良く変化させる−との意味だそうだが、つまりどういうことなのか。県内の現場を取材すると、光明と同時に課題も見えてきた。 (斎藤雄介)
 「おばあちゃん、久しぶり」。二十二日、明和町の有料老人ホーム「煌(かがやき)」。入所者の八十代女性は、テレビの大画面で半年ぶりに孫の顔を見て驚いた。新型コロナ対策の面会制限の代わりに導入したオンライン面会。「寒くなるから体に気を付けて」。気遣う孫に、女性は笑顔で応じた。
 「面会用のタブレット端末も十台ありますが、利用者さんは大きいテレビ画面の方が喜びますね」。運営企業「アイリス南郊」(松阪市)の辻光章専務(48)が言う。面会に限らず、家族は入所者が受けた介護サービスや健康状態を、専用アプリを通じスマートフォンでいつでも見ることができる。
 同社がデジタル化にかじを切ったのは二年前。当時は行政への申請も含め記録は紙ベースだった。活動記録の作成が勤務時間内に終わらず自宅へ持ち帰る職員...

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