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ありがとう、チロルの森 塩尻、22年の歴史に幕

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 05時00分更新)
ヒツジの「お見送り」を受け、名残惜しそうにする来場者=塩尻市北小野の「信州塩尻農業公園チロルの森」で

ヒツジの「お見送り」を受け、名残惜しそうにする来場者=塩尻市北小野の「信州塩尻農業公園チロルの森」で

 二十二年間、ありがとう−。塩尻市北小野の観光施設「信州塩尻農業公園チロルの森」が二十九日、多くの家族連れらに惜しまれながら閉園した。
 最終日は穏やかな晩秋の日差しに包まれ、二千二百人ほどが詰め掛けた。閉園時刻の午後五時が近づくと、子どもたちの人気を集めたアルパカやヒツジなどが入園ゲート近くで来園者をお見送り。親子連れらは、動物と最後の記念写真を撮ったり、ヒツジに抱きついたりして名残を惜しんでいた。家族四人で訪れた岡谷市の会社員山田裕樹さん(39)は「動物や自然と触れ合える施設だったので閉園は寂しい」と残念がった。
 閉園にあたり、ゲート前で片岡宏一支配人(56)が「長い間チロルの森を愛していただき、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
 チロルの森は、オーストリアのチロル地方をモチーフにした農業型テーマパークとして一九九九年に開園。動物らと触れ合う施設や体験教室などが人気を集めたが、レジャーの多様化や新型コロナウイルスの影響で来園者が減り、運営会社が閉園を決めた。
 施設を所有するワールドインテック(北九州市)のパークマネジメント事業本部によると、施設跡の利用は未定という。担当者...

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