移動販売車 にぎわいへ光明 飲食店少ない地域 太陽が丘

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 10時13分更新)
飲食品の移動販売車が出店し、買い求める地域住民ら=金沢市太陽が丘で

飲食品の移動販売車が出店し、買い求める地域住民ら=金沢市太陽が丘で

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毎週日曜 世代つなぐ憩いの場に

 飲食店の少ない地域に移動販売車でにぎわいを−。そんな取り組みが二十九日、金沢市太陽が丘のコミュニティー・レストラン「デルソール」の駐車場で始まった。毎週日曜に同所で開催し、住民らに憩いの場を提供する。 (榊原大騎)
 名付けて「太陽が丘ダイニング」。金沢市湊の工業地帯で毎週木曜に同様のイベント「最果てダイニング」を開いているクラモト氷業とフルカワ商店に加え、デルソールを運営するサムライ金沢が企画、運営する。市内の十一店舗が参加し、各回二店ずつが出店する計画だ。
 丘陵地にある太陽丘ニュータウンは一九九二年に分譲が始まり、一日現在で九百十四世帯の二千六百八十六人が暮らす。しかし、近辺の飲食店はデルソール一店のみ。一部で高齢化が進んでいる事情もあり、最果てダイニングと同様の活動を始めることにした。
 冬晴れとなった初日は、同市片町のビストロ&バー「アンカー」と、ハンバーガーなどを移動販売する「ルート18」が出店。午前十一時に開店すると多くの地域住民らが訪れた。子ども二人と歩いて来た山際敬さん(44)は「お店が全然ないので、歩いていけるところにあるのはありがたい」と話していた。
 デルソールは昨年十二月に開店したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて二月に休業。八月に再開している。サムライ金沢の武田幸男社長は「若い人たちが集まれる場をつくり、地域や世代がつながっていけば。状況が許せば、今後はステージなどを設けることも考えていきたい」と語った。
 太陽が丘ダイニングは毎週日曜の午前十一時から午後四時ごろまで。今後はホットサンドやケバブ、メロンパンなどを扱う店も出店する。デルソールの屋外テーブルを使って食べることもできる。

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