「首里の馬」込めた思い 富山 芥川賞・高山さん座談会

2020年11月30日 05時00分 (11月30日 10時17分更新)
芥川賞受賞作の「首里の馬」に込めた思いを語る高山羽根子さん(右)=富山市舟橋北町の県教育文化会館で

芥川賞受賞作の「首里の馬」に込めた思いを語る高山羽根子さん(右)=富山市舟橋北町の県教育文化会館で

  • 芥川賞受賞作の「首里の馬」に込めた思いを語る高山羽根子さん(右)=富山市舟橋北町の県教育文化会館で
 第百六十三回芥川賞を受賞した富山市出身の作家、高山羽根子さん(45)を招いた座談会が二十九日、同市の県教育文化会館であった。文学ファンら百人を前に、受賞作「首里の馬」に込めた思いを語った。
 同作は沖縄から各国の孤独な人々に映像通話でクイズを出す仕事をしている女性が主人公。庭に馬が迷い込んだことで周囲との関わり方や心境が変化していく物語だ。
 高山さんは「作品は読者に読んでもらって最終的に完成する」と自身の考えを紹介。「読者がさまざまな解釈ができるようにいろんな要素を作品に埋めた。掘った深さで全然(とらえ方が)違うようになるように物語を書いた」と語った。
 座談会は受賞を記念し、高志の国文学館が主催した。終了後には文学館でサイン会も実施された。 (酒井翔平)

関連キーワード

PR情報

富山の新着

記事一覧